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DPC、一般病床の55%に、病院数でも2割

レポート 2014年3月26日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

中央社会保険医療協議会総会(会長:森田朗・学習院大学法学部教授)の3月26日の会議で、2014年度診療報酬改定後の4月からのDPCの算定状況が報告された(資料は、厚生労働省のホームページに掲載)。 DPC対象病院は、1585病院(2013年4月比で89病院増)、49万2206床(同1万7225床増)。病院数から見れば一般病院の21%にとどまるが、一般病床では約55%と半数を超える。 DPC対象病院は、2012年度改定から、I群からIII群の3群に分類された。I群は大学病院本院のため、計80病院で不変。II群は、「I群に準じる病院」で、2012年度改定時の90病院から99病院に増加。それ以外のDPC病院はIII群で、1406病院という構成になっている。 II群については、出入りが大きいのが注目点だ。新規にII群になったのは、計35病院。III群からの移行が34病院、DPC準備病院からII群に入ったのが1病院という内訳だ。一方、II群からIII群への変更は26病院。差し引きII群が9病院増加した。 「意外と出入りが多い」(健康保険組合連合会専務理事の白川修二氏)との指摘に対し、厚労省保険局...