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新薬14成分、27品目の薬価を了承

レポート 2014年4月9日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

中央社会保険医療協議会総会(会長:森田朗・学習院大学法学部教授)は4月9日、新薬14成分、27品目の薬価を承認した(資料は、厚生労働省のホームページに掲載)。薬価収載予定は、2014年4月17日予定。 内訳は、内用薬10成分・17品目、注射薬4成分・10品目。厚労省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」で、「医療上の必要性が高い」と判断され、同省が企業に開発要請・公募し、承認されたのは4成分。トピラマート、メチルフェニデート塩酸塩、デクスラゾキサン、ブレンツキシマブ ベドチンだ。 HIV感染症用薬のドルテグラビルナトリウムは、新薬に適用される14日処方制限ルールの対象外となった。HIV感染症用薬は、市販後は原則、全例調査が義務付けられており、網羅的に安全性確保ができているからだ。 【2014年4月17日付けで薬価収載される新薬一覧】 ・トピラマート(抗てんかん薬) ・メチルフェニデート塩酸塩(精神神経用剤:注意欠陥/多動性障害用薬) ・リオシグアト(その他の循環器官用薬:外科的治療不適応または外科的治療後に残存・再発した慢性血栓塞栓性肺高血圧症用薬) ・クエン酸第二鉄水和...