m3.com トップ>医療維新>レポート|産科医療補償...>緊急母体搬送、決定から児娩出まで80分
2014年4月14日 橋本佳子(m3.com編集長)
日本医療機能評価機構は4月14日、記者会見を開き、「第4回産科医療補償制度の再発防止に関する報告書」を公表、同制度の補償対象で緊急母体搬送された事例について検討したところ、「搬送決定から児娩出まで」の時間は平均80.8分であることが明らかになった。緊急母体搬送の詳細な実態が分析された例はあまりなく、貴重なデータだ(資料は、産科医療補償制度のホームページに掲載)。産科医療補償制度の再発防止委員会委員長を務める池ノ上克氏。分析したのは計37件で、80.8分の内訳は、「異常等の発見や診断から搬送決定ま...
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