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医薬分業「さらに推進」25%にとどまる◆Vol.2

医師調査 2014年4月15日 (火)  池田宏之(m3.com編集部)

Q.2 医療界全体にとって医薬分業はメリットがあると考えますか? Q2では、「医療界全体にとって、医薬分業にメリットがあるか」を、分業実施の有無を問わず、全員を対象に聞いた。「メリットがデメリットを大きく上回る」「メリットがデメリットを上回る」が計30.3%、「デメリットがメリットを大きく上回る」「デメリットがメリットを上回る」が計35.3%となり、「デメリットを感じる」会員の方がやや多い結果となった。デメリットが大きいとしたのは、勤務医26.6%(251人中67人)、開業医43.8%(251人中110人)となり、開業医の方が、医薬分業に否定的だった。 医薬分業を実施している医師を対象としたアンケートで、自分の医療機関におけるメリットを聞いたアンケートでは半数が医薬分業を評価しているのに比べ、多くの医師が、医療界全体にとってのメリットは、見い出しづらさを感じている結果となった(『「院外処方メリット大きい」は半数にとどまる◆Vol.1』を参照)。 Q.3 現状以上に医薬分業を進める必要性がありますか? Q3では、「現状以上に医薬分業を進める必要性があるか」を聞いた。「必要ない」「あまり必...