1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 「ギネジョの底力、ギネメンの胆力」

「ギネジョの底力、ギネメンの胆力」

レポート 2014年4月23日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

第66回日本産科婦人科学会学術講演会で4月19日に開催された理事長推薦企画、「ギネジョの底力、ギネメンの胆力」では、30代後半から40代前半の女性3人、男性2人の計5人の産婦人科医が、「私の履歴書」「私からのメッセ―ジ」「夢の途中」という切り口から、講演した( 『分娩扱う女性医師、「3人に1人子育て中」』を参照)。 30代後半から40代前半の女性3人、男性2人の計5人の産婦人科医が講演。 【4人を出産、病棟主任も経験:本田智子・熊本大学産科婦人科助教】 最初に登壇したのは、1999年熊本大学卒業で、同大産科婦人科学助教の本田智子氏。当初は、「母性<医師」というバランスだったものの、2002年に結婚し、2003年の第一子出産に伴い、「母性>医師」に変化。計4人の子どもを持ち、2012年4月から2年間は、産科病棟主任を2年間勤めながらも、今は、「母性=医師」とバランスが取れた状態にあるという、自身のキャリアを紹介。 当初は、「出産後はパート勤務でも」と思っていたものの、4人の子どもの出産後、3カ月から8カ月の育休取得後に復帰。医局や家族の協力、保育園や家事代行サービスなどさまざまな支援を受...