1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 「薬価と医科本体、別議論を容認」が3割弱◆Vol.5

「薬価と医科本体、別議論を容認」が3割弱◆Vol.5

医師調査 2014年4月24日 (木)  池田宏之(m3.com編集部)

Q.8 生活習慣病患者への処方期間は、30日分以上ですか? 2014年度の診療報酬改定で、500床以上の病院では、紹介率・逆紹介を満たさない場合、一部の薬剤(抗てんかん薬やホルモン製剤など)を除き、「30日分以上を投薬した場合、処方料、処方せん料、薬剤料が60%に減額する」ルールが導入された。Q8では、新たな減算ルールを受けて、生活習慣病患者への処方期間の現状を聞いた。 「30日以上が大半」「30日未満が大半」が、それぞれ43.0%で同じ割合となった。勤務医と開業医を分けてみると、「30日以上が大半」は勤務医で146人、開業医では70人、「30日未満が大半」は勤務医で145人、開業医で71人と逆転し、医療機関の規模が大きいほど、処方期間が長くなる傾向にあった。 Q.9 今後、500床以上の病院で、長期処方の見直しや逆紹介が進むと思いますか? Q9では、逆紹介も含めて、「今後、500床以上の病院で、長期処方の見直しや逆紹介が進むと考えるか」を聞いた。「長期処方見直し、逆紹介、ともに進む」が37.8%、「長期処方の見直しのみ進む」が18.3%、「逆紹介のみ進む」が9.2%。逆紹介が進まない...