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「基本は一般名処方せず」が半数◆Vol.6

医師調査 2014年4月30日 (水)  池田宏之(m3.com編集部)

Q.11 外来診療における一般名処方の方針は、どれですか? Q11では、医療費抑制策の一環として、一般名処方が推進されているのを受けて、「外来診療における一般名処方の方針」を聞いた。最も多かったのは、「基本的に一般名処方はしない」が48.6%となった。「後発医薬品の種類を検討して、可能な限り一般名処方しない」と合わせて、59.0%が一般名処方に消極的だった。「後発医薬品の種類を検討して、可能な限り一般名処方する」は22.1%、「基本的に一般名処方」は18.9%となった。 Q.12 一般名処方でのトラブルの経験はありますか? Q12では、一般名処方に起因するトラブルの経験の有無を聞いた。「ある」は16.5%で、2割に満たなかった。「ある」と回答した会員に、任意で、トラブルの具体的内容を聞いた。主な内容は以下の通り。 【医療機関や医師の対応】 ・内服名が後発品だと、もとの薬が調べられないときがある。 ・薬品名が長かったり、似かよっていて、間違って処方しかけたことがある。 ・救急に来た患者の処方薬を調べた際、一般名処方であったため、すぐに内容を把握できなかった薬剤があった。 ・一般処方の名前...