休日・深夜加算「増えた」1％未満、勤務医◆Vol.3

Q.4 休日・時間外・深夜加算の充実による手当てと仕事量への影響（勤務医） Q4では、2014年度診療報酬改定による収入や給与への影響を聞いた。勤務医には、改定で、勤務医の手術・処置について、休日・時間外・深夜加算の充実が図られたことを受けて、手当てと仕事量への影響を聞いた。 最も多かったのは、「負担も手当ても変わらない」で63.6％。次いで多かったのは「負担は減ったが、手当ては変わらない」で7.5％となった。「負担は変わらないが、手当てが増えた」との回答は、わずか0.7％にとどまった。調査を実施したのは5月下旬だったこともあり、まだ現場の勤務医に、新設された加算の恩恵はほとんどない状況だった。手当の増加率は「0.5％」「1％」「3％」がそれぞれ1人ずつだった。 Q.4 2014年と2013年度の病院の収入の比較（開業医） 開業医に対しては、「地域包括診療加算」が新設され、「かかりつけ医」を評価する方向となるなど、一定の方向転換があったことを受けて、2014年4月の診療所の収入について、前年同月と比べて、どのように変化したかを聞いた。 最も多かったのは「変わらない」で56.8％。「減っ...