日本政府を嘆く
オピニオン
2014年6月9日 (月)
吉岡秀人(ジャパンハート代表)
政府は国民以上にはならない。それは、国民から選挙で国会議員が選ばれているいる以上は当たり前すぎ話し。 どうして、人間は上に立ったと思った瞬間から、このようになってしまうのだろう? あるいは相手が、政府の役人だと思った時から、日本人たちはそんなにへりくだるのだろう?? 今、国際協力の分野での日本政府のやり方はパターン化されていて、まず比較的簡単な草の根の支援を政府の予算の一部を使って行う。 次に、JICAなる組織を使ってどんどん援助を落としこめて行く。 それで結構いい線いけていると考えているのが彼らである。 しかし考えてほしい。 世界は広い。 そんなものでカバーできるわけがない。 見る人が見たら、穴ぼこだらけで、笑っちゃう! この大きな穴を誰が埋めるのかといえば、民間に頼るしかない。 民間の人々が動き、政府のやっている間隙を埋めていくしかない。 問題は、その民間も政府も、もうその内容や価値を判断できる人間がその場にいないことが問題なのだ。 しかも、この上から目線とお金ほしさの下からのへりくだり。 政府の援助をもらうと、よく言われることがある。 きめ台詞はこれだ!「国民の税金なんで。」 僕...
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