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専門医機構の副理事長、有賀氏と小西氏が就任

レポート 2014年6月9日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本専門医機構の第1回理事会が、6月2日に開催された。同機構は5月7日に登記申請し、5月23日付で申請が認められている。各委員会の担当理事が決まるなど、組織体制はほぼ固まったが、出席理事からは、専門医制度改革が目指すべき方向や今後のスケジュールなどを示した、グランドデザインの策定を求める声が上がったという。正式に活動がスタートしたものの、具体的な作業内容やスケジュールなど今後の課題は多い。 設立後の社員として、四病院団体協議会、日本がん治療認定医機構のほか、18の基本領域専門医制度委員会の代表がそれぞれ加わることが了承された。同機構の発足時の社員は、日本医学会連合、日本医師会、全国医学部長病院長会議の3団体の代表。 理事は計22人。理事長は、前身の日本専門医制・評価認定機構理事長を務めていた、池田康夫氏(早稲田大学特命教授、慶應義塾大学名誉教授)。副理事長には、昭和大学病院長の有賀徹氏、京都大学産科婦人科教授の小西郁生氏の2人が就任することが決まった。 新機構は、常置委員会(総務・規約、財務、広報、データベース)のほか、「Adhoc委員会」として、「総合診療専門医に関する委員会」「がん...