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給与などの決定基準「不明確」が半数近く◆Vol.7

医師調査 2014年6月19日 (木)  池田宏之(m3.com編集部)

Q.13 評価決定の客観性担保措置(勤務医) Q13では、勤務医に対して、「給与などの評価決定に当たって、給与体系や人事体系(昇級の基準など)など、客観性を担保する措置が取られているか」を聞いた。 最も多かったのは、「客観的指標がない、もしくは知らない」で45.1%となった。一般企業では、人事制度の不透明さは、職場内の不満につながるケースや、最悪の場合は離職の原因になることもあるとされる中、半数近い勤務医が、自身の給与決定や人事評価決定の基準が不明確なまま勤務している状況となった。 次いで、「明確な給与体系のみあり」23.3%、「明確な給与体系・人事体系あり」が22.8%。合計46.1%は、給与体系については客観性が担保されていた。 Q.14 評価決定の客観性担保措置(開業医、経営者) Q13の質問について、病院経営者や開業医に対して、「給与などの評価決定に当たって、給与体系や人事体系(昇級の基準など)など、客観性を担保する措置が取っているか」を聞いた。結果は、最多が、「客観的指標がない、もしくは知らない」で46.4%、給与について、客観性を担保しているのは、43.3%。ともに、勤務医...