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ESSやバレーボール、「アクティブ」な日々◆Vol.1

スペシャル企画 2014年7月10日 (木)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

医局の弱体化、臨床研修マッチングの導入、さらには若手医師の意識の変化に伴い、医師のキャリアの多様化、人材の流動化が進む時代。若手医師や医学生が自らの進路を決める際の貴重なヒントになるのが、先輩医師たちの「医歴」だ。その第一陣として今夏、ご登場いただくのが40歳前後の中堅医師たち。若手医師や医学生にとっては、直接指導を受けることが多い世代でもある。 トップバッターは、国立成育医療研究センター臨床研究教育部臨床研究教育室の室長代理を務める、永田知映氏。産婦人科医で、2人の出産・育児を経験、米国留学などを経て、この春から同センターで臨床研究の教育に従事している。計6回の連載でお届けする。 永田氏が、「医師になりたい」と考えるようになったのは、小学校の中学年か高学年の頃だという。 子供ですから、「小説家や政治家になりたい」などとも考えていました。最終的に決断したのは、高校生になって、理系か文系かを選択した時です。母親が胃癌で、私が6歳の時に亡くなったことがそのバックグラウンドとしてありました。 永田知映(ながたちえ)氏 2001年大分医科大学(現大分大学)卒業、九州大学産婦人科入局、2004年...