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医師のワークシェア「可能」は2割◆Vol.9

医師調査 2014年6月26日 (木)  池田宏之(m3.com編集部)

Q.16 医師同士によるワークシェアリングの可能性 Q16では、医師同士によるワークシェアリングの可能性について聞いた。勤務医では「可能」が26.7%、「不可能」が22.3%となり、「可能」が上回った。開業医では、「可能」が21.9%、「不可能」が26.6%となり、「不可能」が上回り、数値が勤務医とほぼ正反対の結果となった。少数ではあったが、「実施済み」との回答が、勤務医で1.2%、開業医で0.5%あった。 Q16では、「ワークシェアは可能」と回答した医師に対して、医師の人材配置の観点から見た実施条件を聞いた。勤務医で最も多かったのは、「診療科偏在・地域偏在を解消すれば可能」で41.8%、次いで「現状でも可能」が33.6%となった。開業医で、最多だったのは、「現状でも可能」の47.6%。次いで、「診療科偏在・地域偏在を解消すれば可能」が40.5%となった。 「診療科偏在のみ解消」「地域偏在のみ解消」の回答は少なく、診療科偏在、地域偏在が合わせて、ネックとなっていることが伺える。「その他」の自由記述では、「医師数が増えればできる」「勤務医の地位や賃金上昇で可能」(ともに勤務医)といった回...