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横倉日医会長、「三つの方針」で2期目始動

スペシャル企画 2014年6月28日 (土)  橋本佳子(m3.com編集長)

2期目続投に当たって、「三つの方針」を掲げた、横倉義武会長。 6月28日の日本医師会定例代議員会で役員選挙が実施され、副会長選挙では現職の3人が当選した。奈良県医師会長の塩見俊次氏は落選した。有効投票数1074票(投票者数は358人)のうち、中川俊男氏は334票、今村聡氏は324票、松原謙二氏は297票を獲得、塩見氏は75票だった。白票44票、無効票はなかった。 今回の役員選挙は、副会長選挙以外は、2期目となる横倉義武会長をはじめ、無投票だった(『日医会長、横倉氏が再選へ、2期目』を参照)。そのほかの役員は、常任理事10人、理事15人で、理事のうち、勤務医と女性医師が1人ずつ入った。いずれも任期は、2016年6月に開催予定の代議員会までの2年。 代議員会後の記者会見で、横倉氏は2期目を迎えるに当たって、「三つの方針」で臨むと表明。「医師会の組織力強化」「地域医療を支える」「将来の医療を考える」――だ。横倉会長は、「これらに取り組むのは、全て国民の医療と健康のため。国民の安全な医療に資する政策か、公的医療保険による国民皆保険が堅持できる政策か、これら二つを様々な政策の判断基準の基礎に置い...