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「社会保障・税一体改革を遂行」、菅官房長官

レポート 2014年7月30日 (水)  池田宏之(m3.com編集部)

2期目を迎えた日本医師会の横倉義武会長らの役員就任披露パーティーが7月29日、都内で開かれ、菅義偉官房長官らの閣僚、国会議員、医師会員ら、計1000人が参加した。横倉会長は、地域医療を守ることや組織強化の必要性を訴えた。あいさつに立った菅官房長官らは、国民皆保険維持へ向け、日医への期待を示しながら、社会保障・税一体改革を遂行する決意を示した。石破茂自民党幹事長からは、「出来高払いは良いのか、といったそもそも論をしたい」といった注文も出た。 日本医師会の新役員就任披露パーティーには1000人が参加し、閣僚や自民党の出席者らがあいさつした。 横倉会長はあいさつで、2期目の目標として、(1)地域医療を守る、(2)医師会の組織力許可、(3)2025年を見据えた医療政策の発信――の3つを訴え、「より厳しい時代が想定されるので、医療職が団結して進まないといけない」とした(『横倉日医会長、「三つの方針」で2期目始動』を参照)。 菅官房長官は、日本の国民皆保険制度の良さを訴えた上で、人口減少や超高齢社会を見据えて、「社会保障制度の環境は極めて厳しい。日医の協力も得ながら、一体改革をやり遂げていきたい」...