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後期研修先、「福島」と「専門性」で悩む◆Vol.2

スペシャル企画 2014年9月4日 (木)  聞き手・まとめ:池田宏之(m3.com編集部)

初期研修に選んだ亀田総合病院。ある程度の自由な時間があることに加え、モチベーションの高い同期が魅力だった。 亀田では10から12の診療科を2カ月ずつくらい回りました。モチベーションの高い同期がいて、自分がやりたいことを応援してくれる先生が多かったです。Dutyは全力で取り組まないといけない時もありますが、そうでない時もあるので、マイペースで進められる自由な時間もありました。 ですから、時間の使い方で、進み方が変わってくると思います。実際に、海外に行きたければ留学の勉強もできます。私は、ひたすら目の前のことに対応する感じで、研修先の科で受け持っている患者に関連する論文を読んでいました。亀田は、若い医師に寛容な面があるので、「この論文に書いてある方法を試したい」と申し出ると、「そういうのもあり得る」と結構受け入れてくれるので、やりがいがありました。また、亀田は千葉県の南半分の広い領域をカバーできていて、珍しい疾患から、コモン・ディジーズまであり、幅広く診られました。 森田氏は、後期研修先で悩んだこともあったが、決めたあとは「悩んでも仕方ない」と前を見据えている。 初期研修2年目。学生時代に...