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安倍総理の「生涯忘れられない言葉」 - 安達秀樹・京都府医師会副会長に聞く◆Vol.3

インタビュー 2014年9月17日 (水)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

――2012年12月の衆議院議員選挙で、民主党政権から自民党政権に交代しました。 まず(2012年12月の)衆議院選挙で勝ち、次の年の夏には、参議院選挙で圧勝した。衆参のねじれもなくなった。その中で、女性登用という事情もあるけれど、村木事務次官が誕生したことは大きい。あれで、厚労省は震え上がったと思う。その後、出てくる厚労省の医療政策は、「政権の顔色をうかがっているな」と思うようになった。「どこに気がねして、この案を出すのだろう」と見るようになりましたね。 しかも、今年7月の厚労省人事で、医政局長と保険局長は、2人とも法系のキャリアになった。これは今までにないこと。 安達秀樹氏は、2014年度診療報酬の改定率とその決定のプロセスに対し、「ここまで日医はなめられているのか」と思ったという(『「非常に強い憤り」、改定率で安達氏、中川氏が抗議』を参照)。 ――舛添厚労大臣の時代に、医政局長が法系、保険局長が医系と、交代したことはありましたが、2人とも法系になったことは初めてです。 内閣人事局による人事ですが、この人事により厚労省はますます首相官邸の方を見るようになったのでは。 ――自民党政権...