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東大マッチ者大幅減少、医科歯科大1位(2014/9/30訂正)

レポート 2014年9月27日 (土)  池田宏之(m3.com編集部)

2014年度医師臨床研修マッチングの「中間公表」の結果が9月26日に公表された。全国79の大学病院 本院を「1位希望」として登録した人数でランキングすると、1位東京医科歯科大学、2位東京大学という結果となった。昨年度と1位と2位が入れ替わったものの、2008年度以来、東大と東京医科歯科大は、1位と2位の独占状態が続いている(『東大、医科歯科大の2強続く、臨床研修マッチング』を参照)。ただ、東大は「1位希望人数」が昨年度の110人から78人と大幅に減少。今年相次ぎ顕在化した臨床研究の不正疑惑が影響した可能性がある(『東大が説明会、「不満残るも、ほぼ満足」』を参照)。今回のマッチングは、2015年4月からの臨床研修先を決めるために実施される。 定員数に対するマッチ者数の割合で、100%を超えたのは久留米大学のみ。昨年も、中間マッチングの段階で100%を超えたのは東邦大学のみだった。 2009年度の医学部定員は、2008年度に比べ、693人増加しているが、増員幅の大きかった3大学を見ると、必ずしもマッチ者数が増加していない大学もあり、定員増が初期研修先としての大学病院の人気に直結しているかは...