多摩総合、日赤、東京医療センターが1位
レポート
2014年10月3日 (金)
橋本佳子(m3.com編集長
2014年度医師臨床研修マッチングの「中間公表」で、東京都内の臨床研修病院の中で「1位希望人数」が最も多かったのは、東京都立多摩総合医療センター、日本赤十字社医療センター、独立行政法人国立病院機構東京医療センターの3病院で、いずれも55人で「定員」を大幅に上回る結果となった。 ランキングは都内にある13の大学病院本院を除いて、「1位希望人数」を基に作成(大学病院分院は含む)。1位の3病院の中でも、定員が少ない東京都立多摩総合医療センターでは、定員(13人)の4倍を超す1位希望人数となった。 これらに続いたのは、国立国際医療研究センター、聖路加国際病院、武蔵野赤十字病院など。例年、全国ランキングでも常に上位に入る常連組だ(『国立医療研究センター、4位に後退』などを参照)。 ただ、この中で国立国際医療研究センターは、定員を2013年度の45人から2014年度は34人に約25%削減、「1位希望人数」も62人から54人に減少した。経験症例数などを増やし、より手厚い研修を行う体制を作るためで、選考方法も見直した。この辺りが影響したと言える。 「1位希望人数」が「定員」を超えたのは、東京都内の臨床...
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