1位石巻日赤、2位山形県立中央
レポート
2014年10月1日 (水)
橋本佳子(m3.com編集長
2014年度医師臨床研修マッチングの「中間公表」で、北海道・東北地方の臨床研修病院で「1位希望人数」が最も多かったのは、宮城県の石巻赤十字病院で、定員12人に対し、25人が1位指名し、全国ランキングでも、29位に入った(『国立医療研究センター、4位に後退』を参照)。同病院は、震災前から臨床研修に力を入れていたが、震災対応の実績のほか、災害医療を学べる点が評価され、フルマッチが続いている(『石巻日赤、急患数は高止まり状態続く』を参照)。 集計対象は、北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の1道6県。北海道・東北地方にある9の大学病院本院を除いて、「1位希望人数」を基にランキングを作成した(大学病院分院は含む)。 2位は山形県立中央病院、3位は仙台医療センターなどと続いた。「1位希望人数」が10人以上だったのは計17病院で、地域別の内訳は、北海道5病院、青森県3病院、岩手県2病院、宮城県5病院、秋田県0病院、山形県1病院、福島県1病院。 「1位希望人数」が「定員」を超えたのは、北海道・東北地方の臨床研修病院134病院中、約23%に当たる31病院。「1位希望人数」が10人を超...
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