1位神戸市立医療センター、2位大阪警察病院

2014年度医師臨床研修マッチングの「中間公表」で、関西地方の臨床研修病院で「1位希望人数」が最も多かったのは、神戸市立医療センター中央市民病院だった。「定員」（18人）の1.7倍に当たる31人が1位指名した。同センターは例年、全国ランキングでも上位に入り、今年度も人気を維持した（『国立医療研究センター、4位に後退』を参照）。 集計対象は、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県の2府4県。関西地方にある11の大学病院本院を除いて、「1位希望人数」を基にランキングを作成した（大学病院分院は含む）。 2位は大阪警察病院、3位は大阪市立総合医療センターなどと続き、上位10位（11病院）中、6病院を大阪の病院が占めた。京都府で最も上位に入ったのは、京都市立病院の6位。上位には、公立・公的病院が多く並び、それ以外でランクインしたのは、5位北野病院（公益財団法人）、8位淀川キリスト教病院（宗教法人）、10位高槻病院（社会医療法人）など。 「1位希望人数」が「定員」を超えたのは、関西地方の臨床研修病院159病院中、約45％に当たる71病院。「1位希望人数」が10人を超えたのは、39病院、一...