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国立医療研究センター、4位に後退

レポート 2014年9月30日 (火)  池田宏之(m3.com編集部)

2014年度医師臨床研修マッチングの「中間公表」の結果が9月26日に公表され、全国の市中病院と大学病院分院を「1位希望」として登録した人数でランキングした結果、1位は東京都立多摩総合医療センター、日本赤十字社医療センター、国立病院機構東京医療センターの、いずれも都内に所在する3つの医療機関が、55人ずつで並んだ。近年1位を維持してきた国立国際医療研究センターは、54人で4位となった(昨年の市中病院など結果は、『国際医療研究センターのトップ続く』、今年の大学病院の結果は『東大マッチ者大幅減少、医科歯科大1位』を参照)。 トップ10を見ると、9位までは首都圏の病院が並んでいて、大都市圏の人気は変わらない。首都圏以外では唯一、沖縄県の沖縄県立中部病院が37人で入った。トップ10のうち大きく順位を上げたのは、東京都立多摩総合医療センターで、19位からトップに立った。それ以外は、いずれも2013年度トップ10に入った医療機関で、人気病院が固定化しつつある可能性もある。 1位から4位に後退した国立国際医療研究センターだが、定員数が昨年より11人減少、1位希望者が8人減少していて、定員減が影響した可...