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地域包括ケア病棟、届出状況を注視 - 宮嵜雅則・厚労省医療課長に聞く◆Vol.2

インタビュー 2014年10月16日 (木)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

――2014年度改定についてお聞きします。約半年が過ぎましたが、現場から寄せられる声、要望として多いのはどんな内容でしょうか。宮嵜課長自身は、今改定をどう見ておられるでしょうか。 宮嵜雅則氏によると、「かかりつけ医」のイメージはあっても、それを診療報酬上でどう評価するかは難しいという。 7対1入院基本料をはじめ、この9月末までなど、経過措置が設けられているものがあります。まだ半年の段階で評価するのは難しく、これからいろいろな数字も出てくると思います。これらを見て、考えないといけないでしょう。 ――今改定で特に影響が大きいのは、7対1入院基本料の施設基準の見直しや、在宅関連かと思います。 7対1入院基本料の関係も、(「重症度、医療・看護必要度」などの)経過措置が終了します。要件が厳しくなりましたので、この辺りがどうなるか。また新設した地域包括ケア病棟については、どのくらいの施設が届け出るかなどについて注視していく必要があります。そのほか、在宅関係については、改定が終わった後から、さまざまなご意見が来ているため、早めに特別調査を実施しました。その結果を見て、ご議論いただければと思います。 ...