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理研CDBが組織改編、研究室半減

レポート 2014年11月17日 (月)  池田宏之(m3.com編集部)

STAP細胞についての研究不正に伴い、理化学研究所は11月14日、不正のあった理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)について、研究室を40から20に半減し、職員を439人から329人に減らした上で、「多細胞システム形成研究センター」と名称を改めることを発表した(発表内容は、理研のホームページ)。組織改編は11月21日付。センター長は、来年3月をめどに決める。英語名は、Center for Developmental Biologyのままで、組織改編前と変更しない。 CDBユニットリーダーで、不正の確認された小保方晴子氏については、理研の研究不正再発防止改革推進本部内の検証実験チームにおける「研究員」という肩書となる。処遇の変更については、理研広報は「個人情報であり、答えられない」としている。 新組織の「多細胞システム形成研究センター」には、(1)細胞環境応答研究プログラム、(2)器官創生研究プログラム、(3)幹細胞臓器再生研究プログラム、(4)発生・数理科学研究プログラムの4つに加え、世界で初めて自己由来のiPS細胞の移植手術を実施した高橋政代氏らの「網膜再生医療研究開発プロジェ...