1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 新薬14成分、15品目の薬価を了承

新薬14成分、15品目の薬価を了承

レポート 2014年11月19日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

中央社会保険医療協議会総会(会長:森田朗・国立社会保障・人口問題研究所所長)が11月19日に開催され、新薬14成分、15品目の薬価を承認した(資料は、厚生労働省のホームページに掲載)。薬価収載は、2014年11月25日の予定。 内訳は、内服薬7成分・8品目、注射薬5成分・5品目、外用薬2成分・2品目。 厚労省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」で、「医療上の必要性が高い」と判断され、同省が企業に開発要請もしくは公募し、承認されたのは4成分。本態性血小板血症用のアグリリンカプセル(アナグレリド塩酸塩水和物)、慢性骨髄性白血病(前治療に抵抗性または不耐容)用のボシェリフ錠(ビスチニブ水和物)、エチレングリコール中毒・メタノール中毒用のホメピゾール点滴静注(ホメビゾール)、慢性リンパ性白血病(再発または難治性)用のマブキャンパス点滴静注(アレムツズマブ)だ。 HIV感染症用薬のコムプレラ配合錠(リルピビリン塩酸塩/エムトリシタビン/テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩)は、新薬に適用される14日処方制限ルールの対象外となった。HIV感染症用薬は、市販後は原則、全例調査が義務付...