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次のノーベル医学賞受賞「10年以内」が半数弱◆Vol.14

医師調査 2014年11月28日 (金)  池田宏之(m3.com編集部)

Q.14 今後10年間で日本人のノーベル生理学・医学賞受賞者が出るか Q.14では、「今後10年間で日本人のノーベル生理学・医学賞受賞者が誕生するか」の予測を聞いた(有効回答数:526人)。過去10年では、京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥氏が、「成熟細胞の初期化と多能性発現」を理由に、同省を受賞している。 「誕生する」との回答が45.2%を占めた。日本の基礎医学研究は世界的にも高い評価を受けてきた歴史があり、会員もある程度の信頼を置いていることを伺わせる結果となった。ただ、基礎研究を巡っては、近年では、競争的の資金の割合が増加して、応用に近い研究にシフトしつつある点や、科研費では新規事業が認められにくい傾向などを指摘する声が出ている。海外に比べて、公的支援が少ない日本において、研究費の確保は課題となっている。 卒後20年を区切りとして「45以上」「45歳未満」を分けてみると、「誕生する」との書哀悼は、「45歳以上」が43.8%、「45歳未満」が48.3%となり、若い世代の方が4.5ポイント高かった。 「誕生する」と回答した会員に、任意で人物名を挙げてもらったところ、以下のような回...