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厚労政務三役、3人が全員当選

レポート 2014年12月15日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

与党圧勝で終わった中、第47回衆院選の厚生労働省の政務三役経験者の当落を見ると、解散前の三役は、厚労相の塩崎恭久氏をはじめ、3人とも全員当選した。安倍晋三首相は12月24日発足予定の第3次安倍内閣で、閣僚を全員続投させる意向を示しており、医療を含む社会保障制度改革は従来路線が維持される見通しだ。 解散前の三役5人のうち、衆院議員は塩崎氏(愛媛1区)、副大臣の永岡桂子氏(茨城7区)、政務官の橋本岳氏(岡山4区)の3人だった。塩崎氏と橋本氏は小選挙区で当選、永岡氏は小選挙区では次点に終わったものの、比例区で復活当選した。 2009年からの民主党政権、2012年以降の第2次安倍政権で、厚労省の政務三役を務めた経験のある候補者の当落は表の通り。自民党と公明党の候補者は全員当選したのに対し、民主党候補者は8人中5人にとどまり、うち3人は小選挙区では落選するなど、苦戦ぶりが目立つ。元厚労相の細川律夫氏(埼玉3区)は比例区でも復活できず落選。 そのほか、自民党厚生労働部会長の高鳥修一氏(新潟6区、当選3回)、自民党社会保障制度に関する特命委員会委員長の野田毅氏(熊本2区、当選15回)ら、医療政策の中...