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「専門医制度の見直し」,注目度トップ◆Vol.6

医師調査 2014年12月26日 (金)  池田宏之(m3.com編集部)

Q.6 2015年の注目トピックスは何ですか。 Q.6では、2015年の注目トピックスを、41の選択肢を挙げて、複数選択可能な方式で聞いた(回答者、勤務医501人、開業医501人)。 1位は、ニュースに関連する様々な話題を抑えて、「専門医制度の見直し」となった。特に勤務医からの注目度が高く、半数近い244人が回答した。「総合診療専門医」の創設も含めて制度設計が進む中、議論の行方が注目される。 勤務医、開業医ともに2位は、「エボラ出血熱の広がりと対策」で約3割の会員が回答した。エボラ出血熱は2014年12月中旬までに、国内での患者は確認されていないものの、アフリカでは患者の増加が続いていて、WHO(世界保健機関)などが封じ込めに取り組み、日本からの専門家派遣も続いている。2014年ニュースのトップニュースとなったエボラ出血熱は、2015年以降も注目されそうだ(『(ノバ社やSTAP研究不正抑えた今年の1番のニュース◆Vol.5 』を参照)。 勤務医の3位と開業医の4位は同じで、「STAP論文問題と理化学研究所の動向」となり、3割近くが回答。12月中旬には、存在を強調してきた筆頭著者の小保方...