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新設医学部の教員公募、締め切り延期、東北薬科大

レポート 2014年12月24日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

東北薬科大学は12月22日、2016年4月の医学部新設に向けて募集していた教員候補者の公募締め切りを延期すると発表した。最終的な締め切りは未定だが、年明けまでは延長する予定で、事前に締め切り時期をホームページで告知する予定。公募は11月14日に開始、当初の締め切りは12月22日だった(同大のホームページ、『医学部教授ら約180人公募、東北薬科大学』を参照)。 同大医学部設置準備室によると、既に採用予定の約180人を超す応募があり、「一応、安心できる数に達した」という。延期の理由について、「締め切り間近になって、『書類が間に合わない』『最近になり、公募を知った』など、延期を希望する問い合わせがあったため。応募の意思がある声に配慮し、締め切りを延期した」と説明する。 今後は、公募を継続するとともに、既に応募があった人についての書類審査のほか、教授への応募者を中心に面接も行い、教員選考を進める。 東北薬科大学への医学部新設については、東北地方の関係者から成る教育運営協議会で具体化に向けた議論を進めている。次回の1月中旬に開催予定の第3回会議では、奨学金の在り方など卒業生の地域定着策を議論する...