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塩崎氏、社会保障充実「努力する」、厚労相留任

レポート 2014年12月25日 (木)  池田宏之(m3.com編集部)

12月24日に発足した安倍晋三内閣において、厚生労働大臣は衆院議員の塩崎恭久氏が留任した。12月25日に会見に臨んだ塩崎氏は、「社会保障制度の持続可能性確保する」と話した上で、安倍首相進める経済政策「アベノミクス」についても、経済政策の推進が国民からのメッセージであるとの認識を示し、「それ(アベノミクス)に資する政策にも大きな重点を置いていく」と話した。 消費増税先送りで財源確保が懸念される中で、社会保障の充実については、「充実に向けた努力をする」との表現にとどまった。厚労副大臣、厚労大臣政務官の4人も留任した(『「父・龍太郎に近づく」、橋本岳氏が新厚労政務官』を参照)。 厚生労働大臣に留任した塩崎恭久氏は、安倍晋三首相の意向を受けて、規制改革を進める考えも示した。 消費税率10%引き上げなどにより社会保障財源の限界がある点を聞かれた塩崎氏は、安倍首相から、社会保障の充実に最大限努めるように指示されたことを明かし、国民が安心できる社会保障制度を構築する考えを示した上で、「社会保障の充実に最大限努力を図る」とした。 安倍首相は12月24日の内閣発足後の会見で、医療を例示して「大胆な規制改...