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学会発表や職場変更が上位、2015年の目標◆Vol.8

医師調査 2015年1月5日 (月)  池田宏之(m3.com編集部)

Q.8 2015年の目標 Q.8では、2015年の目標について、複数回答可能な方式で聞くと、回答は大きくばらついた(回答者1002人)。10%を超えたのは、「口頭による学会発表」(11.4%)、「海外発行誌への論文掲載」(11.2%)、「職場を変える」(10.1%)となった。医師としての実績づくりへの関心が高いのに加え、「昇給する」も9.6%に上り、勤務環境や職場環境の改善への関心が、相対的に高いことが伺えた。勤務医の回答最多も「昇給する」だった。 2%を以下の回答で、関心が低かったのは「専門科の変更」「留学」「大学院に進学」など。回答者は40代から50代が中心となっているため、大きな方針転換への関心が低かった可能性がある。 実際の回答が最も多かったのは「特にない」で43.3%の会員が選択した。「医師以外の仕事を始める」(1.6%)の自由回答では、「国会議員」「医療統計に関するコンサル」「居酒屋ライター」「ミュージシャン」などの回答があった。 8.1%が選択した「その他」の主な回答は以下の通り。 【勤務医】 ・若手医師を一人前の外科医に育てる ・一般病院における、臨床研究、指導体制の確...