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成田・医学部、有識者4人のヒアリング

レポート 2015年2月10日 (火)  橋本佳子(m3.com編集長)

国家戦略特別区域の「東京圏」の成田市分科会の第2回会議が2月9日に開催され、4人の医師からヒアリングした(資料は、内閣府のホームページに掲載)。成田市分科会は、成田市と国際医療福祉大学による、特区での医学部新設を検討するために、昨年12月、設置された(『成田・医学部、「国際」全面に、定員140人』を参照)。 東京大学大学院医学系研究科教授の渋谷健司氏をはじめ、4人をヒアリング対象者として選んだ理由について、内閣府地方創生推進室は、「今回の医学部新設に当たって、地域医療への影響があるか、また(国際医療福祉大学は)国際的医療人材の育成を掲げているので、これらの視点から有識者の意見を聞くことにした」と説明する。 ヒアリング対象者は、渋谷氏のほか、奈良信雄・東京医科歯科大学医歯学教育システム研究センター長、大学院医歯学総合研究科臨床検査医学分野教授、福井次矢・聖路加国際大学理事長・聖路加国際病院院長、湯地晃一郎・東京大学医科学研究所、国際先端医療社会連携研究部門特任准教授の4人。 内閣府によると、渋谷氏は、グローバルヘルスの観点から国際的な人材を養成する医学部の必要性を指摘。奈良氏は、医学教育...