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DLBの根底には視覚情報処理の異常か

オピニオン 2015年2月20日 (金)  川村昌嗣(川村内科診療所所長)

2015年2月4日 ヨコハマロイヤルパークホテル 演題「レビー小体型認知症の診断 ―鑑別診断と早期診断-」 演者:順天堂大学医学部精神医学教授 井関 栄三 先生 内容及び補足「 認知症の原因疾患の割合は報告者により異なるが、おおむねアルツハイマー型認知症が50~55%でレビー小体型認知症が20%とするものが多い。レビー小体型認知症の診断基準は2005年に改訂版が提出された。 DLBの発見者である小坂先生の連続認知症患者剖検調査結果では、DLBが約20%もあり、認知症専門医でも誤診が多く、その原因は、DLBの知識不足によると講演でおっしゃられていました。DLBを勉強してからは実際そのように感じています。 【レビー小体型認知症(DLB)の頻度(剖検例での検討)】 必須所見として『正常な社会及び職業活動を妨げる進行性の認知機能低下として定義される認知症。顕著で持続的な記憶障害は病初期には必ずしも起らない場合があるが、通常進行すると明らかになる。』とあるように、病初期、早期診断をする際には、記憶障害が表に出ていない状況での診断となるので、以下の所見が重要となってくる。 中核的特徴として挙げられ...