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地域医療構想策定ガイドライン、了承

レポート 2015年3月18日 (水)  橋本佳子(m3.com編集部)

厚生労働省の「地域医療構想策定ガイドライン等に関する検討会」(座長:遠藤久夫・学習院大学経済学部長)は、3月18日の第9回会議で、この4月からスタートする地域医療構想の策定ガイドライン案を、一部の文言等の修正の上、了承した(資料は、厚労省のホームページに掲載)。厚労省は3月中に、地域医療構想策定ガイドラインなど、構想策定に必要な関係省令と通知を出す予定。この4月から、2025年の医療提供体制の構築に向けた地域医療構想の策定が各都道府県でスタートする。 座長を務める遠藤久夫・学習院大学経済学部長。 会議後に会見した厚労省医政局地域医療計画課長の北波孝氏は、「今夏くらいまでには、医療需要の推計ができる環境が整う。構想の策定時期は、都道府県によって相違があり、来年度(2015年度)から再来年度(2016年度)にかけて策定することになるだろう」と説明。地域医療構想は医療計画の一部であり、2018年度に第7次医療計画の策定時期を迎えるため、その議論の本格化に先立ち、構想策定を進めることになる。 厚労省医政局長の二川一男氏は、検討会の最後に、「この4月からガイドラインに基づき、地域医療構想の策定が...