専門医　適所にいないと　窓際医◆Vol.1

医師川柳の人気投票を実施したのに合わせて、新たに川柳を募集した。集まった川柳を、番外編として2回に分けて紹介する。1回目のテーマは、「勤務、職場」「同僚、上司、後輩」「医療行政」の3つ。適所にいない専門医の悲しさをうたった句や、積極的なインフレ政策の中で上がらない診療報酬を皮肉った句が寄せられた。 【勤務、職場】 専門医 適所にいないと 窓際医 年数で 器もないのに 指導医に 言われない 「開いてて良かった 二次救急」 救急車 ひとつ受ければ 次々と 「先生」と しつこい勧誘 興味なし 研修会 余計な知識 仇になり 診療中 ビールが頭を 駆け巡る 朝の日の まぶしい直明け 日曜日 夜救診 笑顔ひきつる 夜明け前 叱られて 笑って帰る クリニック インフルに かかって私も 休みたい 【同僚、上司】 カルテより レセプト点検 患者無視 老医師や 患者診てるが 白袴 友がみな 我より偉く なってゆく 売り言葉 買わずに我慢 今日もまた ドサ周り また会いました 他学の人 子持ち女医 八面六臂も 非難され 今回も キーパーソンが パーキンソン 【医療行政】 医療費も インフレ目標 掲げたら 医...