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医師候補は苦戦し8人落選、道府県議選

レポート 2015年4月15日 (水)  成相通子、池田宏之(m3.com編集部)

第18回統一地方選前半戦の道府県議選は4月12日に投開票され、m3.com編集部の調べでは、6人の無投票当選者を除く、選挙戦を戦った医師資格を持つ候補者15人のうち、8人が落選、7人が当選した。当選者は全て現職で、自民党に所属している。落選したのは、無所属や新人の候補者が目立った。無投票当選の候補者は『道府県議選、医師は21人以上出馬』を参照。 自民党は、今回の統一地方選前半戦で、改選があった41の道府県議選で半数以上を占める議席を獲得、さらに知事選も全勝し圧倒的な強さを見せつけた。一方で、医師資格を持つ自民党の候補者は、計16人のうち無投票で5人、選挙戦で現職7人が当選したが、現職2人と新人2人が落選しており、苦戦が窺えた。中でも秋田県議選で、定員2人の鹿角市・鹿角郡選挙区に立候補した当選5回の大里祐一氏は、大里氏を含め自民現職2人と無所属新人1人の三つ巴の戦いで、無所属新人に僅差で敗れ、涙を飲んだ。 当選1回の自民現職、竹内小代美氏(大分県大分市選挙区)は、前回は社民党推薦で当選し、任期中に自民党に入ったが、支援者の支持を十分に広げられず、当選者13人の次点に終わった。同じく当選1...