NHKクロ現「残薬リスク」を見て

本日（5月19日）のクローズアップ現代。残薬の話です。薬がのみきれない！ ～知られざる“残薬”のリスク～ 最初に紹介されていた薬を飲みすぎて認知症様症状を呈した高齢者。睡眠薬等によくある副作用です。それこそ眠れないという御老人に睡眠薬を出してしまうことがありますが、翌朝ふらふらとなりQOLはかえって悪くなることを経験します。 また循環器なんかだと、すぐに１０種類なんかになってしましまいますし、精神疾患の場合も多くなる事が多いです。 なぜ出したのか理由がわからないためお薬をやめることができにくいとお薬手帳の限界も言われていました。それこそ様々なところを受診され、多施設で処方されているとこういうことはよくあります。 さあ総合診療科で、DrGでも有名な徳田安春先生が解説です。いつの間に高齢者の薬の副作用の専門家？になられたのでしょうか。まあいつも全体をみているということでしょうか。 インタビューのなかでお薬をやめさせる教育を医師がおこなわれていないということは事実です。忙しい外来のなか医師では残薬確認が難しいことも事実です。また同じ薬を出し続けた方が外来時間は短くなります。 以前１０００錠以...