「上司に向かってしまった『すかしっ屁』」◆No.3

投稿体験談＜Dr's Story＞開始 m3.com編集部は、m3.comの医師会員の皆様からお寄せいただいた、日常診療に関する体験談を＜Dr's Story＞として掲載を始めました。ご自身の体験を自由なスタイルで執筆、ご投稿いただいた体験談を随時、掲載しています。 ◆溝部 敬 先生、卒後17年、脳神経外科・男性勤務医 あれは研修医、大学病院時代のことでした。年末に多くの重症患者さんを抱えてしまい、直接指導をいただいた院生の先生も研究に忙しかったため、当時の病棟医長の先生に直接指導指導していただいておりました。 その病棟医長の先生は、こわもて、気難し屋で通っており、冗談はおろか、仕事上の話もその時の空気を読んで話をしないと、私個人は勿論、周囲にも被害甚大、コメディカルとともに皆非常に気を遣って接しておりました。 ある日の夜中、緊急OPを要する患者さんをひきあて、病棟医長の先生とともにOPに入り、明け方2人ともフラフラのまま集中治療室へ。 私はベッドサイドで柵越しに処置を行い、病棟医長の先生はしゃがんで脳室ドレナージ回路の調整を。ちょうど私のお尻の前に病棟医長の顔面の構図。 その時、OP...