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成田・医学部、「方針と進め方に一定の前進」

レポート 2015年6月11日 (木)  橋本佳子(m3.com編集長)

国家戦略特別区域の「東京圏」の成田市分科会の第3回会議が、6月11日に非公開で開催され、医学部新設を目指す千葉県成田市と国際医療福祉大学が出席して議論した。 会議後、内閣府地方創生推進室がブリーフィングしたものの、「制度改正を含めた方針と進め方について、一定の前進が見られた」とコメントするにとどまり、「一定の前進」についての内容も明かさなかった。今後のスケジュールについても、「いつまでに取りまとめるという予定は決まっていない。一定の成果が出た場合には、(親会に当たる)東京圏に報告することになっているが、今のところ、どう成果を報告するかについては決まっていない」と述べ、未定とした。 11日の成田市分科会は、午後6時から、約30分間開催。成田市からは、市長の小泉一成氏と2人の副市長ら計4人、国際医療福祉大学からは、総長の矢崎義雄氏、医学部設置準備委員会委員長の天野隆弘氏ら計4人のほか、内閣府、国家戦略特区ワーキンググループの委員3人などが出席した。 成田市分科会は、2014年12月9日の「東京圏」の国家戦略特別区域会議で設置が決まった(『成田・医学部新設の検討、「重要で緊急性は高」』を参照...