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「日医を全力で支える」、高久医学会会長

レポート 2015年6月28日 (日)  橋本佳子(m3.com編集長)

6月28日に開催された日本医師会の定例代議員会の冒頭で、日本医学会会長の高久史麿氏があいさつ、「日医は、日本の医師を代表する唯一の団体。日本医学会は、これからも全力を挙げて、医学、医療の面で日医を支えていく」との方針を示した。高久氏は6月24日の日本医学会臨時評議員会と日本医学会連合定時総会における役員選挙で、会長に再選された(『高久氏、日本医学会長6期目、副会長4人に』を参照)。 「日本医学会連合」は2014年4月に一般社団法人化として発足したが、日本医学会自体は日医の定款上、日医の一組織として残る。高久会長は、法人化は日本専門医機構などに社員として入るために必要だったと説明、今後も両会が共同して、医学、医療問題に取り組んでいくことを改めて示した。 その例として挙げたのが、国家戦略特区の医学部新設問題。千葉県成田市と国際医療福祉大学が特区での新設を検討している(『成田・医学部、「方針と進め方に一定の前進」』を参照)。高久会長は、この問題について日医と一緒に公式の見解を表明したほか、関係者と協議をしたと説明(『「国の将来を誤る」、特区での医学部新設に反対』を参照)。副反応問題で揺れるH...