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「真摯な態度なら問題起きず」「医療の限界を啓蒙」◆Vol.13-1

医師調査 2015年7月7日 (火)  成相通子(m3.com編集部)

Q14:今後、医師と患者もしくはその家族とのトラブルを減らすための提案として、お考えがあれば御記入ください(自由回答)。 患者とその家族とのトラブルを減らすには――。アンケートの最後の質問で、医師会員501人にトラブルを減らすための提言を聞いた。丁寧で誠実な対応を強調する声は根強く、信頼関係を構築できれば「問題は起きない」とする意見や、医師の対応の不味さや問題を指摘する意見もあった半面、それだけでは対応できない「問題患者」の存在を指摘する声もあった。2回に分けて紹介する。 <丁寧で誠実な対応> よく話を聞いて丁寧に説明し、記録を残す。 できるだけ相互理解をして信頼関係を築く。 挨拶を丁寧に。 最悪に起こり得ることを、可能性が低くとも話しておくことが大切である。 何事も真摯な態度で接していれば問題は起こらないと思う。 家族の中のどの人を中心に説明をするか決める。 誠意を持って診療する。近藤先生のような意見があることを知っておくべき。常に自己反省をしながら診療に当たる。 患者さんと目線を同じにして、共感する点は共感し、医学的に見て明らかにおかしなことを言いてくるようなケースでは、なるべく分...