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最も困る患者は「医師と政治家」

オピニオン 2015年7月4日 (土)  m3.com医師会員投稿

投稿体験談<Dr's Story>開始 m3.com編集部は、m3.comの医師会員の皆様からお寄せいただいた、日常診療に関する体験談を<Dr's Story>として掲載を始めました。ご自身の体験を自由なスタイルで執筆、ご投稿いただいた体験談を随時、掲載しています。 ◆投稿ネーム『アルバトロス』先生、卒後40年、泌尿器科、男性勤務医 今まで、職業で区別というか差を付けたことは全くない。しかし、困った患者がいるのも事実だ。 職業では我々の同職医師と政治家だ。中でも医師の患者で最も困ることがあった。 両者の共通することは(もちろん、全員と言うわけではない。後述)患者が入院するとあちらこちらから電話がかかってくることだ。 特に政治家はいろんな知り合いがいるんだろう。医者から政治家まで総動員という形で問い合わせ、治療依頼などが舞い込んでくる。外来に尋ねてくることが多いので対応せざるを得ず、時間を取られてしまう。揚句の果ては「私が来たこと、頼んだ帰ったことを本人に必ず伝えてくれ」と言って帰る。 これはちょっと親切心を出せば解決することだが、医師で困るのは、上記のことと、治療に対して口を出してくる...