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後発品「疑問あれば、処方止め」が最多◆Vol.3

医師調査 2015年7月12日 (日)  池田宏之(m3.com編集部)

Q.5 後発医薬品使用中に、効能効果に疑問を感じた場合の対応 Q.5では、後発医薬品使用中に、効能効果に疑問を感じた場合の対応を、複数選択可能な方式で聞いた。回答者勤務医304人、開業医200人。 いずれの回答も4割に満たなかったが、最多だったのは、「疑問を感じて時点で使用を止める」で34.9%。特に開業医では、半数が使用を止めている結果となった。次いで、「メーカーに問い合わせる」で32.3%、「薬剤部や薬剤師に確認する」が30.0%。 「使用停止」と「メーカー問い合わせ」は開業医の回答が多かったのに対して、勤務医で最も多かったのは、「薬剤部や薬剤師確認」(119人)で、4割近くなった。開業医は、身近に薬剤の専門家がいないことが、処方の中止の多さにつながっている可能性がある。 「効能・効果に疑問を感じたことはない」は9.9%、「何もしない」は4.4%となった。「その他」の回答では、「先発医薬品を勧める」「外用剤の後発医薬品は基剤が悪くて使えない」といった意見があった。...