「自主的に病床調整可能」は2割未満◆Vol.9
医師調査
2015年8月1日 (土)
池田宏之(m3.com編集部)
Q.9-2 2025年に向けての医療機関の病床調整 Q9-2では、地域医療構想の策定が各都道府県で進み、2025年に向けて病床機能の調整が本格的に始まるのを受けて、医療機関をはじめとした関係者の話し合いで調整が可能と考えるかを、開業医のみ200人に聞いた。 結果として最も多かったのは、「分からない」で40.0%となった。次いで多かったのは「強制力があってもよい」で19.5%、強制力による病床機能の調整を容認する意見は、合計39.0%。 「自主的に可能」としたのは18.5%にとどまった。日本医師会は病床機能の調整において、医療機関の自主性を強調しているが、自主的な調整への期待は高くない結果となった。 「その他」の自由意見では、「そもそも、改革に大反対」という意見があった。...
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