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「大変喜ばしい」成田市長、医学部新設

レポート 2015年8月1日 (土)  成相通子(m3.com編集部)

千葉県成田市に「国際医療拠点」の医学部を新設するとして、内閣府、文部科学省、厚生労働省が策定した方針案に関して、7月31日の国家戦略特区「東京圏」の成田市分科会が了承した。医学部新設を規制する文科省の告示に特例措置を設けるなど関連制度を整えた上で、東京圏国家戦略特区の区域会議や国際戦略特区諮問会議等を経て事業者を選定し、早ければ2017年4月の開学を目指す(『成田市の医学部、2017年度開学の可能性も』を参照)。事業者は成田市と医学部新設を提案した国際医療福祉大学が有力とみられるが、現時点では決まっていない。 医学部新設が決まり、空港機能の拡充もしながら成田市の発展に努めたいと話す小泉一成市長。 分科会には、内閣府地方創生推進室長の佐々木基氏、成田市長の小泉一成氏、国際医療福祉大学総長の矢崎義雄氏のほか、オブザーバーとして文部科学省や厚生労働省の担当者も出席。小泉氏は分科会終了後に「大変喜ばしいことだと思う。国家戦略特区として、国の成長にも寄与したい」と笑顔で語った。 分科会は非公開で行われ、内閣府地方創生推進室次長の藤原豊氏が会議後に内容を説明した。分科会では3省庁の方針について「分...