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在院日数短縮可が6割超、勤務医◆Vol.13

医師調査 2015年8月9日 (日)  池田宏之(m3.com編集部)

Q.12 マイナンバーカードへの健康保険証機能の付与 Q12では、政府で検討が進んでいるマイナンバー制度の中で国民全員に発行されるマイナンバーカードに、健康保険証の機能を付与することへの懸念を聞いた。 最も多かったのは「懸念を感じる」(勤務医43.1%、開業医56.5%)が、「感じない」(勤務医18.1%、開業医18.5%)を上回った。政府が示している成長戦略では、医療だけに用いる医療用のIDを、マイナンバーとは別に創設する方向。マイナンバーカードへの健康保険証機能の付与については、保険資格の確認に利用できるようになる可能性があるが、日本医師会は、医療用のIDとの突合が安易にできないような仕組み作りを求めている。 Q.12-1 在院日数のさらなる短縮 Q12-1では、2025年の病床数の推計を出した政府の専門調査会が検討を求めている「在院日数のさらなる短縮」について、勤務医のみ304人に聞いた。 「可能」との回答は9.2%、「在宅医療などの受け皿が整備されれば可能」は53.6%となった。日本医師会などは、近年の在院日数の短縮を受けて、現在以上の短縮を認めない考えだが、現場の勤務医は、条...