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卓球からテニスに「転向したわけ」◆Vol.27

スペシャル企画 2015年8月27日 (木)  橋本佳子(m3.com編集長)

――84歳になった今でも、さまざまな活動を続ける高久氏。その健康の秘訣はどこにあるのだろうか。「高久先生といえば、誰しもその超人的エネルギーに感嘆します。(中略)朝7時半には、既に教授室で執務をしておられ、9時になると、学部長室に移られ、バス通りを隔てて三内とFAXで連絡をとりながら学部長の公務をこなし、6時になるとどこからか、車のお迎えが来て、講演会を2、3かけ持ちし、帰宅後は4時間程眠ったかと思うと、朝5時には飛び起きて、ウォークマンで英語を聴きながら、自宅の周りをジョギングする。それでいて、頼まれ原稿は誰よりも早く編集者のもとに届く」(『退官記念業績集』、東大第三内科教授時代の最後の医局長の山田明氏)。 東京大学を定年退官時の業績集。先輩、同僚、後輩たちのエッセイが多数。 私は、高校と大学時代は、ずっと卓球をやっていました。卒業してからもやっていたけれど、自治医大の教授になった頃から、もう卓球はやめました。ただ、宇都宮の郊外に住んでいたので、毎朝していたのが、20分くらいジョギングです。 東大教授として東京に戻って来ても、最初はジョギングを続けていましたが、東京は危ないんですよ。...