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群大、新たな事故調が始動「負から正の遺産に」

レポート 2015年8月31日 (月)  高橋直純(m3.com編集部)

群馬大学医学部付属病院で腹腔鏡手術を受けた患者8人が死亡した問題を受けて、同大が新たに設置した外部委員による「群馬大学医学部附属病院医療事故調査委員会」(委員長:上田裕一・奈良県総合医療センター総長)の第1回委員会が8月30日に東京都内で開かれ、改めて執刀医や遺族にヒアリングを行う方針が示された。今年3月にまとめた院内事故調査の最終報告書の作成過程についても検証することも確認した。委員会終了後に会見した上田氏は「負の遺産をどれだけ正の遺産にするかという思いで調査に向かう」と述べた。 第1回委員会は午前11時から午後3時まで4時間に渡って、非公開で開催。委員会の要望で病院関係者は立ち会わなかったという。 新たな事故調査委員会のメンバーは医療従事者3人(うち医師2人)と患者団体や弁護士など医療従事者以外の3人(文末を参照)。検証対象となる肝胆膵分野の専門家はおらず、医学的な調査については専門学会などに依頼する予定。上田氏は「共通認識を得るため、病態、どんな手術で危険性があるのかについて、委員会でレクチャーを受ける必要がある」としている。委員会は来年3月末を目途としているが、長引く可能性もあ...