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成績優秀、慶應医学部の進学決まる◆Vol.3

スペシャル企画 2015年9月3日 (木)  橋本佳子(m3.com編集長)

――独立自尊の校風の中、過ごした慶應高校時代。授業にもその校風が現れていた。 慶應高校では、英語のほか、第二外国語があり、フランス語かドイツ語のどちらかを選択する形でした。私はドイツ語だったのですが、先生が面白かった。教科書を読めないと、いきなり「グランドを、2周回ってこい」とか。「帰れ」と言われて、これ幸いと帰ってしまたり。授業も体育会系でしたね(笑)。 高校には、面白いルールがありました。授業開始から20分経っても、教師が来ないと、教室から出て行っていいというか、「教室にいてはいけない」というルール。強制的に皆で、「出よう、出よう」と言って、三々五々、教室から出ていく。同窓会では、そんな思い出話も出ます。 同級生には、何人か有名になった人がいます。一人が、ザ・ワイルドワンズのリーダーで、最近亡くなった加瀬邦彦君。彼は、アメリカン・フットボールをやっていた。卒業してしばらく会っていなかったのですが、その後、ある学会に参加した時に、会長招宴に出席したら、ザ・ワイルドワンズが演奏に来ていた。演奏が終わって、彼が舞台から降りてきたので、「加瀬、どうだ」と思わず、声をかけてね。あとは、石坂浩...