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「動脈穿刺採血」も看護師業務◆Vol.1

医師調査 2015年9月11日 (金)  成相通子(m3.com編集部)

2015年10月から始まる看護師の特定行為研修では、研修を修了した看護師が、医師の書いた手順書に基づいて、これまでできなかった38の「診療の補助」業務を実施できるようになる。 看護師の「診療の補助」の種類の増加をめぐっては、医師不足解消や医療の質の向上につながる期待がある一方、反対の声も根強い。 こうした現状を踏まえ、m3.com編集部では、病院に勤務する医師と看護師がお互いの業務をどのように考えているのかについて、アンケートを実施した。回答期間は8月25日から9月7日まで。総回答数は540人(病院勤務の医師302人、病院勤務の看護師238 人)。その結果を随時紹介する。 Q1:勤務先の病院で、ここ2、3年で、看護師の「診療の補助」の種類が増えましたか。 Q1では、ここ数年で看護師の「診療の補助」の種類が増えたのか、病院勤務の医師と看護師それぞれに尋ねた。医師は73.2%、看護師は71.3%が「変わらない」を選択、大多数が増えてないと回答した。「増えた」と回答したのは、医師が23.2%、看護師は27.3%で、看護師の方が4ポイントほど多かった。「減った」と回答したのは医師が3.6%、看...